寒川町出初式 「しょうた」出動 1月13日 中央公園
新春の風物詩「寒川町消防出初式」が1月13日(日)、さむかわ中央公園(寒川町宮山275)で行われる。時間は午前9時45分から。
消防職団員の士気の高揚と防災思想の啓発を図ることを目的に、毎年行われているこの催し。消防職員のほか、消防団員、自衛消防隊員、女性防火クラブ員ら300人以上が参加し、式典や消防団員の表彰、演技などが行われる。
寒川町消防署は昨年から、火災予防や救急車の適正利用について考えてもらおうと、町民が楽しみながら学べる工夫を凝らしたイベントを出初式の中で企画している。今年は、「子どもにも消防に興味を持ってもらおう」と廃車になったゴルフカートを無償で譲り受け、職員が休日を利用し、4カ月かけてミニ消防車「しょうた」を作成した。このミニ消防車は放水もできるようになっており、出初式では、ステージ前に作られた模擬家屋からの出火を想定した「ちびっ子消防隊」による放水・消火活動演技も披露される。
また、昨年のイベントで活躍した手作り救急車「きゅうちゃん」も登場。模擬火災現場からのケガ人救出搬送演技も行われる。
式典は10時から10時40分頃まで。その後、女性防火クラブによる消防操法演技が行われる。ちびっ子消防隊の演技は10時50分頃から。出初式のメインイベントである一斉放水は11時頃となっている。
ミニ消防車などは演技後に会場に展示され、写真撮影なども可能。このほか、緊急消防援助隊用のエアテントの展示なども行われる。
荒天時は寒川総合体育館で式典のみ実施。問い合わせは消防本部消防総務課【電話】0467・75・8001。
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