寒川ロータリークラブの会長に就任した 石塚 雄司さん 大曲在住 66歳
ロータリーは生活の一部
○…職業を通じて社会に奉仕するという目的のもと創設された国際的な社会奉仕団体、ロータリークラブ(以下RC)。会員32人を有する寒川RCの新会長に7月1日付で就任した。
○…同クラブは昨年度に節目の40周年を迎え、今年度は新たな一歩を踏み出す年。「親睦を中心に楽しい例会を実践し、会員拡大に努めます。これによりクラブの活性化を図りたい。そして、地域へ積極的に参加し、RCの単なる一会員としてではなく、全員で社会に貢献していきたい」と話す。2013―14のRCテーマは「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」。奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップ、これらの価値観に従って歩んでいくという。
○…同クラブの例会は丸テーブルを使用している。席順は抽選で決め、できるだけ多くのメンバーが親睦を深めるためだ。「会員の増強は今年度の活動計画の中心ですが、まずは35人が目標。多過ぎず少な過ぎずで」。情報集会も年度ごとにメンバーを変え、こちらも会員相互の親睦を図る工夫が。寒河江RCなど姉妹クラブとの交流、財団・米山奨学会への理解と協力なども推進。青少年広場に桜を植栽したことに続き、今後も町内各所で植樹していく方針だという。
○…取材に伺ったのは、ちょうど新年度初日の7月1日。なぜかソワソワした様子だったが、その夜新年度例会で会長あいさつが30分予定されていたとか。「聞かれれば答えますけど、人前でしゃべるのは苦手。準備もうまくいかなかったので、出たとこ勝負で」と笑うが、テーブルの上や周囲には資料が山積みで、相当苦労した様子が。数年前に妻に先立たれて単身でシンプルな暮らしを続けているが、RC仲間との交流を楽しみ、初の会長職に真剣に取り組もうという姿が印象的だ。「例会に行けば食事できるし、ゴルフ仲間もいる」。ジョークを交えながら親睦に励む毎日だ。
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