町営プール休止余波 寒川小開放で代替措置 小学生のみ対象で25日迄
テレビや新聞など多くのマスコミで取り上げられるなど、話題となった寒川町営プールの休止。50mプールの床の隆起原因については現在調査中だが、寒川町では寒川小学校のプールを代替開放するなど、休止による混乱を最小限にとどめた。まだまだ残暑が厳しい毎日だが、最低限の『涼』は確保された形だ。
7月29日に発覚した50mプールの床の隆起。その日午後のプール開放を中止し、翌朝確認したところ、さらなる隆起が見られたことから、その後の開放中止が決まった。8月2日にはテレビのニュース・ワイドショーなどで床が隆起した様子などが報じられ、大きな話題となった。
その頃、寒川町では代替プールの開放を検討していた。候補となったのは、直前まで「学校プール」を行っていた小中学校のプールだが、監視員の確保や検査などクリアすべき項目が多く、即開放とはならなかった。当初は利用者の便を考慮して、町の南北で2つのプール開放を考えたが、様々な理由で2プール案は消滅。1つのプールを安全面を考慮しつつ万全の体制で開放することを決めた。
そして、立地条件やプールサイドの広さなどが決め手となり、寒川小学校のプールを開放することを決定。8月9日に町ホームページ、広報板、自治会回覧板などで周知し、8月10日のオープンにこぎつけた。ただし、開放は8月25日(日)までの期間限定で、開放時間も午前10時から正午、午後1時から3時まで。対象も町内在住の小学生に限定、保護者や未就学児童の入場はできない。
急な告知の影響で、初日から11人、18人と利用者は少なかったが、3日目には67人が利用するなど、徐々に周知が進んだようだ。
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