防犯灯 町内3400カ所をLED化 10年1千万円の経済効果
寒川町は、町内3400カ所にある防犯灯のオールLED化を実施する。LED化による10年分の維持費と電気料金の合計は約1億5600万円で、LED化しない場合より1000万円安くなるという。
寒川町の防犯灯は、管理は寒川町が行い、電気料金や灯具交換費用等の支出を行っているが、防犯灯の大多数は蛍光灯であり、消費電力もLED灯と比較すると不効率なものになっているという。
毎年のように地域の要望によって防犯灯の新設も行っており、町の支出額を増加させている現状がある。
また、環境面においても、世界的に地球温暖化が叫ばれる中、寒川町では2003年、環境基本計画を策定。翌年には寒川町環境行動指針を策定し、温室効果削減のために積極的な取り組みを進めている。
今回の整備事業は、民間業者の一括提案を受け、町にとって最も優れている提案を行った応募者と事業契約を締結する。現在、優先交渉権者の選定中で、7月下旬にリース契約の締結を予定。設計・工事期間を経て、秋頃にサービス開始を予定している。
庁舎照明で実績
寒川町では、平成25年度に庁舎及び分庁舎の照明約2100個をリース契約によりオールLED化した。年間約12万5千キロワットの電力消費量の試算が、年間5万9千キロワットに節約され、年間約25トンのCO2の削減を実現。5年間で支払うリース料866万円、電気代節約費年間175万円で、6年目以降から年間約175万円の削減効果があり、10年間で約875万円の掲載効果が見込まれている。
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