星野眞吾賞展 漆原さんが大賞 「将来が期待される」と評価
寒川高校非常勤講師の漆原夏樹さん(37)の日本画『彼女の風景』が、第6回トリエンナーレ豊橋・星野眞吾賞展の大賞となる星野眞吾賞を受賞した。
新進作家の発掘と顕彰を目的に3年に1度開かれている同展には、全国から264点の応募があった。
漆原さんの作品は、1歳6カ月になる愛娘をモデルに描いたもの。審査員からは「愛娘への愛情やこの世に存在する生命力の不思議さ、というテーマを仏教的イメージを重ね大胆にユーモアを込めて描いている。大いに将来が期待される」と高い評価を得た。
漆原さんは、藤沢市湘南台出身、現在は寒川高校で非常勤講師をしながら日本画を描き続けている。「賞をいただけたことは大変嬉しい。さらに精進していきたい」と話した。(関連記事=人物風土記)
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桜色に染まる週末4月12日 |
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