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寒川版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

衆院選神奈川12区 715票差 星野氏接戦制す 阿部氏も比例で復活当選

公開:2014年12月19日

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花束を受け取る星野氏(上)と阿部氏
花束を受け取る星野氏(上)と阿部氏

 12月14日に投開票が行われた第47回衆議院議員選挙。神奈川12区(藤沢市、寒川町)では、自民党の星野剛士氏(51)が8万3327票を獲得し、2012年の前回衆院選から9851票伸ばして2回目の当選を飾った。また民主党の阿部知子氏(66)は小選挙区で敗れたものの、比例で復活当選した。

 自民党の経済政策「アベノミクス」の是非を主要な争点とし、政権の信任を問う色合いを見せていた今回の衆院選。12区は星野氏と阿部氏の接戦が予想され、平成生まれで全国最年少候補の共産党・味村耕太郎氏(25)も話題になるなど、全国的にも注目の選挙区となっていた。

 星野氏と次点の阿部氏との差は715票、全投票数19万6336票の約0・4%と僅差の争いとなった。星野氏の事務所には、午後10時過ぎに一足早く比例での当確の報が届き「いずれにしても大接戦となる12区の結果を待ちたいが、今は感謝の気持ちでいっぱい」と支援者らに語りかけた。未明に小選挙区での当確が伝えられると、「わずかな差で負けなかったというだけで、胸を張れる状況ではない。厳しい有権者の声を受け、国会と地元の両方でしっかり活動を両立させていかなければ」と語った。

 今回民主党の公認候補として出馬した阿部氏は小選挙区で惜敗するも、比例区で6期目の当選を決めた。結果を受け、当選を喜びながらも厳しい表情で「この得票数を有権者の思いとして、また次の自分の課題としてしっかりと受け止める。この国の民主主義や立憲主義、主権在民を守るため、野党として切磋琢磨していきたい」と述べた。

 一方、敗れた味村氏は「思いを託してくれた有権者の方々に感謝。今回の選挙戦で訴えたことを、これからも引き続き有権者に呼びかけていきたい」と話した。次世代の党の甘粕和彦氏(31)は「できることは全てやりきったと思う。今回の選挙を通じて自分に足りない部分も見えたので、今後も諦めることなく頑張っていきたい」とした。

 県選挙管理委員会によると、12区の投票率は53・30%で、前回選挙を5・58ポイント下回った。

寒川町開票区

 小選挙区寒川町開票区でも、星野氏が8091票でトップ。続いて阿部氏が7706票、味村氏が1728票、甘粕氏が1240票だった。

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