寒川町一之宮のコーワテック(株)が開発中の無人遠隔操作ロボット「アクティブロボSAM(サム)」の実証実験が12月2日、藤沢市下戸棚の河川敷で行われた。実験を主催したのは「さがみロボット産業特区」の取り組みによって、生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指す神奈川県。 同社が開発したのは、空気圧で収縮する人工筋肉によって駆動し、建機を動かすロボット。操縦者が車載カメラの映像を見ながら遠隔操作することで、山林の斜面や二次災害等の危険が伴う災害現場など、人が操縦するには危険な環境で、様々なタイプの建機が運用できるようになることが期待されている。
「無人運転」を実感
当日は、遠隔操作で盛土、採掘などの重機による作業を行い、ロボットの安全性、作業による振動の影響、遠隔操作の使い勝手などについて検証を行った。これまでに基礎的な検証を行い、今回の実験では次のステップとして、商品化に向けた実証実験となり、ロボットの完成度が高まった。
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