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志波さんが戦争体験語る 地元越の山自治会館で

社会

掲載号:2015年7月24日号

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壮絶な体験を後世に残そうと決断した志波さん
壮絶な体験を後世に残そうと決断した志波さん

 元教諭で寒川町初の女性教育委員を務めた志波惠子さんが、地元である越の山老人クラブで自身の戦争体験を話した。

 志波さんは、1944年に台湾からの引き上げ船で、米軍の攻撃による沈没事故に遭遇し、母と幼い妹弟3人を亡くした。当時14歳だった自身のショックは激しく、その後その事実を語ることはほとんどなかったという。

 しかし、戦後70年という節目の年を迎え、自身も85歳となり、この経験を後世に残すことを決意。自分史(非売品)を刊行することになった。

 本紙5月15日付の紙面で志波さんを紹介したところ、大きな反響を呼び、多くの教え子らがこの事実に反応した。地元越の山老人クラブでは本を回覧するなどして機運が高まり、今回の講演実現になったという。

 志波さんは持ち時間を超えるほどの熱弁をふるい、乗船1000人の中で100人しか助からなかった状況を克明に語った。同クラブ会長の管泰二さんは「船が沈んでいく様子がよくわかりました。渦に巻き込まれたり、大量の水を飲んだり…壮絶な体験でしたね。みんな真剣な表情で聞き入っていました。お話することを決断してくれた志波さんに感謝ですね」と話している。

 志波さんは8月22日(土)に寒川総合体育館で行われる平和フェスティバルでも講演することになっている。
 

戦後70年 語り継ぐ戦争の記憶

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