北陵高女子囲碁関東へ 2年振り 女子団体戦で
県立茅ケ崎北陵高校棋道部が、1月16日(土)、17日(日)に群馬県前橋市で開催される「平成27年度第31回関東地区高等学校囲碁選手権大会」の「女子団体戦」に出場する。同部が関東大会に出場するのは2年振り3回目。
昨年11月に行われた県大会で準優勝を果たし、関東への切符を手にした棋道部。メンバーは仁平秋里さん(主将・2年)、村上麻衣さん(副将・2年)、雨宮知佐さん(三将・1年)。
県1回戦は桐蔭学園に3―0で勝ち、平塚江南との決勝に挑んだ。結果は1―2で惜しくも優勝は逃したが、上位2チームに入ったことで関東へ駒を進めた。
3人が所属する棋道部は元々「囲碁将棋同好会」だったが2013年度に部活動となり、現在部員数は男女合わせて14人。普段は週2日、放課後にインストラクターの中井義尚さん(71)の指導の下、囲碁を打っている。顧問の木村慎二教諭は「上級生、下級生の隔たりがなく、いつも和気藹々とした雰囲気です」と話す。
「自分の知らない碁石の置き方を覚えて勝つのが楽しい。勝負に思わぬどんでん返しがあるのが面白い」と囲碁の魅力を口にする3人。囲碁との出会いについて仁平さんは「小5の時に公民館の囲碁体験教室で覚えました。中学では運動部でしたが高校に棋道部があると知って」と話す。村上さんは「高校に入ってから友人に誘われて始めました」、雨宮さんは「祖父が囲碁をやっていたので、小学生の頃に碁石で遊びながら教えてもらった」と3人それぞれのきっかけで、現在も囲碁に親しんでいる。
関東大会では「先輩たちが関東で残した8位の成績を超える結果を出したい」(仁平さん)、「自分らしい碁が打てるよう楽しくやりたい」(村上さん)、「まずは1勝。囲碁を通じて、対戦相手ともコミュニケーションを図りたいです」(雨宮さん)と目標を掲げ勝負に挑む。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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