茅ヶ崎市と寒川町両消防による合同訓練が1月20日、京急自動車学校(茅ヶ崎市本村)で実施された。
訓練は茅ヶ崎市と寒川町の指令業務共同運用に向け、要救助者の早期救出や災害の早期収束のため両市町の現場指揮の向上及び部隊活動の連携強化を目的に行われた。
訓練は寒川町の路上で乗用車同士の衝突事故が発生し事故車両が通行人に衝突して歩行者数人が負傷。乗用車の両運転手も負傷し、車内に閉じ込められた状況を京急自動車学校敷地内を災害現場に想定して行われた。
訓練では最初に到着した寒川消防分隊が情報収集や傷病者のトリアージを実施。続いて応援出動指令を受け到着した茅ヶ崎消防と連携し傷病者の救助、搬送活動を本番さながら真剣に行った。
「今日の訓練は通常起こり得る事故。災害による出動要請が多くなっている中で今後ますます連携を強化していかないと災害の収束に対応できない。相互の応援が重要になる」と田中潔茅ヶ崎市消防署長。また小林辰也寒川町消防署長は「寒川町消防は規模が小さい。茅ヶ崎の力を借りる形で今後もこうした訓練を行い、救助活動に活かして欲しい」と話した。
指令センターを共同運用
2016年2月1日から茅ヶ崎市消防本部が茅ヶ崎市役所新庁舎4階に移転。同フロアに茅ヶ崎市・寒川町消防指令センターが設置され、2月15日から消防業務の共同運用が始まる。これにより情報の一元化が実現。市町境からの携帯電話による119番通報を転送する必要が無くなり、より迅速な出動が可能になるという。
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