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寒川版 公開:2016年3月25日 エリアトップへ

神輿を楽しむなど寒川に住んで10年 ジョセフ フィッシャーさん 大曲在住 40歳

公開:2016年3月25日

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神輿大好き、寒川大好き

 ○…ニューヨークで生まれ育ち、10年前から寒川の住人に。日本を愛し、寒川を愛し、何より日本文化に深い関心を寄せる。「私の生まれ故郷は、知っての通り安全ではない町です。子育てを考えると別の場所に移るしかないと考えていました。寒川は妻の故郷です。いくつかの選択肢の中から日本を選びました」。大曲で英会話教室『イングレス』を営み、教室の生徒、地域住民らと楽しい『日本ライフ』を送っている。

 ○…そんな中、出会ったのが『神輿』。2年前に知人に勧められて神輿を担いだ。「ハンテン着て、お酒飲んで、サイコーに楽しいネ」とご機嫌の様子。神輿独特の掛け声がお気に入りだという。以来、大曲の神輿会に所属しながら、様々な機会で神輿を楽しむように。「ハマオリ祭も行くし、山形の寒河江も行ったネ」。人種のるつぼといわれるニューヨーク出身だけあって、各国の文化に触れる機会が多く、日本の祭りもまったく違和感なく自然に受け入れられたという。

 ○…「I LOVE寒川。日本は安全。寒川はサイコーです」。自然に囲まれ、田んぼが広がる景色がお気に入りだという。「餅つきも大好き。稲刈りも楽しかったネ」。地域との関わりも怠らず、いろいろな集まりに顔を出す。「いつかは自分の畑を持って、子どもたちと野菜を作りたい」。夢は広がるばかりだ。

 ○…家族は妻と1男2女。子どもたちの環境を考えてニューヨークを離れた優しい父親。日本を、何より寒川を存分に楽しむナイスガイだ。「今の日本はシニアが多い。寒川も同じです。もっとシニアが持っている経験や知識を使ったほうがいい。いろいろなコミュニティを作って、ヤング世代とシニアの距離を縮めるべきです。そういうことをヤング世代が理解できるようにならないといけませんね」と自分の意見もしっかりと持つ。客観的に寒川を見てくれるということでも、とても有難い存在だ。

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