一之宮の(有)ニシムラコーポレーションが1963年型のフィアット500ジャルディニエラをレストア(復元)した。
フィァット500はVWビートル、ミニなどと並び称される小型乗用車の欧州人気車種で、日本ではルパン3世の愛車として親しまれている。
旧車のレストアはいまや世界的なブームとなっているが、今回のケースは事情が少し違う。というのも、オーナーのリクエストが普段の街乗り用に使いやすくモディファイすることを望んだから。同社ではスバルの軽自動車のエンジンや足回りをそのまま移植し、ギヤボックスもオートマに変更。エアコンまで取り付けるなど、外観以外は現代的な味付けが施されている。「完成度は98%。パッと見はよくても、イタ車はサビの進行が早い」と同社では話している。
同社は日産自動車でブルーバートやサニーの開発にあたり、オーテックジャパンを経て独立した西村一隆氏が代表取締役を務め、少量オーダーの自動車生産を少人数で手掛けている。また一つ、寒川から夢のある車が誕生した。
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