寒川町人権擁護委員会が6月29日、寒川小学校で初の人権教室を開催した。小学生が楽しい学校生活を送るため、クラスの友だちをはじめとする他者に対する思いやりや優しさの重要性などを理解してもらうことが目的。
当日の内容は「いじめをなくし楽しい学校生活を送るために」と題し、紙芝居「白い魚とサメの子」の上演も。1年生各クラスそれぞれの教室で同内容のものを3回実施した。
人権に対する根本的な考え方を理解してもらうことを目的としたこの教室。まずは優先席や点字ブロック、またエレベータの中にある階数ボタンの点字などの写真を見せたり、白杖や点字絵本などの小道具も用いながら、様々な人がいることを説明。次に「白い魚とサメの子」の紙芝居を見てもらい、鑑賞後、自分らしさとは何か、様々な魚がともに仲良く暮らすようになった海が前より美しくなったのはなぜかなど、みんなで一緒に考えた。
最後に、法務省の人権イメージキャラクター「人権あゆみちゃん」の人形が登場。子どもたちは「友だちと仲良くする」などあゆみちゃんと約束する場面も。子どもたちは「人権まもる君」人形と「人権あゆみちゃん」人形のキーホルダー、どちらか1つがプレゼントされ「友だちとけんかしてしまったときに約束を思い出してくれれば」と関係者は話していた。
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