1900年代の初期にカナダ・バンクーバーにあった日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」をリスペクトし、現地の日系少年で3年前に結成された「バンクーバー新朝日軍」が来日。日本各地をまわり20日、北陵グラウンドで寒川シニアと親善試合を行った。
2014年公開の妻夫木聡主演映画『バンクーバーの朝日』で話題となった同チーム。太平洋戦争が始まると選手らは強制収容所に送られ、1941年には解散していた。今回は寒川シニアの父母会長を務める石井和治さんと朝日関係者との縁で交流が実現したという。
歓迎セレモニーでは「指導者、父母、選手が一体となって運営しているありのままの雰囲気を味わってもらいたい」と寒川シニア新居明会長があいさつ。両チームの選手が一人ずつ組んで日本式のアップを行い、その後親善試合を行った。
試合後には夕食会を開催。選手、指導者、父母がそれぞれ交流し、寒川選手からPPAP、恋ダンスなどが披露され、朝日の選手も加わり盛り上がった。父母会で用意した豚汁などでもてなし、手作り感いっぱいの交流を楽しんだ。
寒川シニアはDeNAベイスターズの倉本寿彦選手の出身チーム。
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