平成29年度一般会計当初予算 県政報告【11】 県政から寒川町につなぐ 神奈川県議会議員 山本 哲
平成29年神奈川県議会第１回定例会において、平成29年度一般会計当初予算ほかが提案され可決されました。
平成29年度は県税の減収が見込まれる厳しい財政状況のなか、事業の見直しや財政調整基金を取り崩すなど必要な対応を図り、一般会計を前年比３・７％減の１兆９４０２億円が計上された。子ども・子育て支援など全ての人が笑顔で安心して暮らせる社会の実現を目指し、未病の改善から健康寿命の取組みを推進するほか、企業誘致の取組みを促進し、神奈川から経済のエンジンを回していくとしています。
また、ラクビーワールドカップ２０１９や東京オリンピックパラリンピック競技大会に向けて神奈川の魅力を世界に発信していくとしています。
一部ではありますが当初予算で重点的な主な取組みお伝えさせていただきます。
【健康寿命】の分野から「地域医療体制の整備・充実及び高齢者支援施策の推進」予算額２０７億円４１１８万円。【経済のエンジン】の分野から「中小企業・小規模企業活性化の推進」予算額83億８００２万円。【安全安心】の分野から「地震災害対策の推進及び犯罪や事故の無い安全で安心なまちづくり」として予算額９３２億８６９０万円。【ひとのチカラ】の分野から「子ども・子育て支援の更なる充実、子どもの貧困対策の取組み及び子ども自立生活支援センターの開設」として予算額１０９６億３万円。【まちづくり】の分野から「地方創生推進交付金活用事業及び地方創生拠点整備交付金活用事業」として７億97万円。そのほか、〔ヘルスケア・ニューフロンティアの推進〕や〔「人生１００歳時代」に向けた取組み〕などがあります。
また、寒川町に関わる予算として築後53年経過し手狭となった茅ヶ崎警察署新築工事や小出川の整備事業、県道45号（丸子中山茅ヶ崎線）湘南台寒川線の整備事業費関連などが含まれます。第２回定例会が５月15日より53日間の予定で開会されます。
町民の皆様からの様々なご意見を伺いながら県政に反映させ、お預かりしている税金が無駄なく効率的に使われているかしっかりとチェックしてまいりたいと思います。
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