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寒川版 公開:2018年1月1日 エリアトップへ

次代を見据えた施策を 木村町長 2018を語る

政治

公開:2018年1月1日

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インタビューに応じる木村町長
インタビューに応じる木村町長

 本紙は2018年の年頭を飾る特別企画として、木村俊雄町長へのインタビューを行い、まちづくりに対する将来への展望や抱負について語ってもらった。(聞き手/本紙・寒川編集室・岩本浩則)

 ――新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。まず昨年を振り返っていかがですか。

 「昨年の米国トランプ大統領就任以降、世界中の政治や経済、社会が大きく揺れている印象です。国内では、将棋界と囲碁界で羽生善治氏と井山裕太氏が偉業を成し、藤井聡汰さんも大活躍でした。若い世代の活躍で、寒川の子ども達も、夢に挑戦する勇気をもらったのではないでしょうか。

 町政では、昨年はプロモーション元年といえると思います。定住・交流人口の増加を目指し、町内外の多くの人を惹き付けようという取り組みを進めるため、4月に広報戦略課を設置しました。町民の方にはもっとふるさと自慢をしていただき、町を知らない方には魅力を伝え、住みたいと思っていただけるよう、今年も力を入れてまいります。

 また、小児医療費助成制度の対象を中学3年生までに拡げ、中学校普通教室に空調機を設置するなど、子育てと教育環境の充実も図りました。寒川駅北口区画整理事業の工事も完了し、駅前の風景も整ってまいりました」

 ――公共施設のあり方については、いかがでしょうか。

 「昨年3月に策定した町公共施設等総合管理計画では、町を取り巻く現状や将来予想から、少子高齢・人口減少社会への対応と公共施設の老朽化・更新財源問題に対応するため、公共施設の基本的な方向性を定めました。今後は、施設の劣化度やコスト、利用率などを考慮し、個別の公共施設に対し、いつ、どのような対策を講じるかという内容を盛り込んだ、施設再編計画の策定に向けて取り組みます」

 ――給食制度は突然の見直しでした。あらためて触れてください。

 「子ども達は町の宝、未来の希望です。その子ども達を支えるものの一つに安全・安心な﹃食﹄があります。町では、小学校では完全給食、中学校ではミルク給食(家庭から弁当持参)を実施してきました。しかし、今後の人口減少社会を迎える中で、将来にわたり小・中学校とも持続可能な完全給食を実施できるようにと、小・中学校を合わせた給食センター化へと大きく舵をきることを決断いたしました。子ども達が、安全・安心な美味しい給食により、学校をもっと好きになり、心身ともに豊かに育っていくことを願って、準備を進めてまいります」

 ――最後にメッセージをお願いします。

 「町を、次代に合わせてより良い形に変え、次世代に残していくのが私の務めです。そのために施策を町民の皆様と手を携え、一歩ずつ確実に進めてまいりますので、本年も変わらぬご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます」
 

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