寒川版 掲載号:2018年10月5日号
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未来をつくる学校 未来につなぐ教育〜蘇る離島〜 =続編 県政報告㉒ 県政から寒川町につなぐ 神奈川県議会議員 山本 哲

 前号のあらすじ 廃校の危機にあった島根県立隠岐島前高校が、教育魅力化プロジェクトによって、8年で生徒数が倍増。

その本気な姿勢とは。今回はその後編です。

 離島に設立した隠岐國学習センターでは、幅広い学力層の生徒の学習をサポートし、一人ひとりの進路実現を支援します。カリキュラムの特徴として、自ら学ぶ力(自立学習力)を育成する「教科指導」と、対話や実践を通じて自分の興味や夢を明確にしていくための授業「夢ゼミ」の2種類からなります。

日本中から生徒集まる

 スタートさせた隠岐島前教育魅力化プロジェクトの成果は目覚ましく、当初、島留学制度について「こんな島にわざわざ来る学生はいない」と周囲の反応は冷ややかでしたが、今では島留学希望者は募集を大幅に超えるようになり、日本中から生徒が集まり難関大学にも多数の合格者を出すまでに。また、教育環境の充実から移住者の増加だけでなく、生徒たちの島外流出を食い止め、島内出生数も大幅に増加するまでになりました。

 これまで隠岐島前高校の卒業生の95%以上は進学や就職で本土へ出ていき、そのうち島へ帰ってくる人の割合は3割に過ぎなかったそうです。島を出た人に「島に帰らない理由」を訪ねると、「帰りたくても島前に仕事がない」「働く場所がない」とその多くが答えます。仕事や働く場所を誰かが用意してくれるのを待っていては、その前に地域自治体がなくなります。隠岐島前教育魅力化プロジェクトは「魅力的で持続可能な学校と地域をつくる」ことをビジョンに掲げています。

小さな離島から日本の縮図垣間見た

 今回の県外調査は決して対岸の火事ではなく、小さな離島から日本の縮図を垣間見た感慨深いものです。今、人口減少社会という言葉の出現が示す様に、日本の人口は長期にわたって減少し続けると言われています。

 現在、神奈川県は東京都に次ぐ全国で第2位の人口を誇り、その数は平成30年8月1日現在で918万人を超えました。しかしながら、県内には既に人口減少が始まっている自治体があるのも事実。今回の調査では県立高校と3つの地元町村とが島の課題に向き合い、たった1つしかない県立高校の廃校の危機から離島(地域)の再生を考えた取組みを2回に渡りご紹介させて頂きました。

 これからも県議会での活動を町民の皆様にお伝えできる様、議会活動の「見える化」に努めて参ります。

山本哲

寒川町岡田279-2F

TEL:0467-84-7551

http://tetsu-yamamoto.com

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