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国際大会「第8回ベテランテコンドー選手権大会」の「ゴールドクラス(50歳以上)3段トゥルの部」で優勝した 平間 章二朗さん 寒川道場の道場長 51歳

掲載号:2018年11月2日号

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50代から世界一「まだ続ける」

 ○…「2年後の次の世界大会への挑戦がもう始まっている」と先を向くが「心配をかけた家族や道場の皆が許してくれるかな」と冗談めかす。それもそのはず。初出場した今大会、優勝した「トゥル」(型)の後に出場した「マッソギ」(組手)の競技中に頭部に攻撃を受け、現地ベラルーシに12日間入院。帰国後の9月下旬から、副師範を務めるテコンドー茅ヶ崎道場(若松町)に復帰した。

 ○…世界を目指し始めたのは3年前。「50歳を超えて挑戦したい」と一念発起した。40歳の頃から任されている寒川道場の道場長としても「弟子に『世界を目指そう』と言っても、自分に経験がないと説得力がないと感じていた」。トレーニングに時間を割くため、運送業から再生資源回収を行う「上野商店」(下町屋)に転職。「妻の理解があってのこと」と感謝をにじませる。酒を断ち、週3日練習を続けた。「体力はついたが疲れるとなかなか回復しなくて。年齢を実感した」と苦笑するが、今年の全日本選手権では最年長出場を果たすなど結果を出してきた。

 ○…川崎市生まれ。小学生の頃から剣道一筋で、中学で副部長、横浜商科大高では部長・主将を務めた。3年時に国体選手の県選考会で惜しくも代表に漏れ「糸が切れたように競技から離れた」。卒業後は山下町のホテルで調理の仕事に就き、職場で出会い結婚。2人の息子にも恵まれた。

 ○…38歳の時、高校時代からの友人(現道場師範)に、次男とともにテコンドーを習い、段位を取り指導員に。数人から始まった道場は、今では世界で活躍する選手を輩出するまでに飛躍した。「自分のようなおじさんでもここまでできる、と身近に感じてもらいたい。教え子と金メダルを取れるくらいまで続けていきたい」と笑顔を見せた。

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