寒川町では町立小学校5校にエアコン設置の計画を進めているが、補助金の活用によって当初の予定よりも早めの設置が実現する見通しとなった。早ければ来年の夏を迎える前に、全校で設置完了の可能性もあるという。
来夏間に合う可能性も
寒川町では、近年の酷暑に対応し児童に健康被害が及ばないよう、また夏季における教育環境を確保するため、エアコンの整備計画を進めてきた。これまでは平成28年に中学校普通教室空調機設置工事設計委託、平成29年6月から9月に工事を実施。小学校については平成30年7月から普通教室等空調機設置工事設計委託とし、工事は来年夏以降に予定されていた。
しかし、国の今年度限りの「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」を活用できることになり、迅速な対応が可能に。平成31年3月に小学校普通教室等空調機設置工事に着工し、同7月には空調設備運転開始を予定。設置が順調に進めば、来年7月の猛暑期間に間に合う可能性も十分に考えられる。
町内5小学校への予定設置台数は約150台。予定事業費は約6億6500万円となっている。
小学校では、これまで夏の暑さ対策としては扇風機を主力として活用していた。
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