寒川版 掲載号:2018年12月14日号
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タウンレポート “冬のひまわり”大フィーバー 全ては11・21から始まった

経済

「摘みとり会」当日の様子。手前のひまわりは翌日分にキープされているもの。初日は朝から100mの行列となった。
「摘みとり会」当日の様子。手前のひまわりは翌日分にキープされているもの。初日は朝から100mの行列となった。
 寒川町観光協会が12月1日、2日に開催した「冬のひまわり摘みとり会」が、前年の5倍となる5000人の来場者を集めて大盛況となった。しかし、そのイベント自体は単なる「締め」に過ぎなかった。人気に火が付いたのは11月21日のこと。突然の大フィーバーぶりを取材した。

 11月21日―この日は、満開となった冬のひまわり畑で園児が摘み取りを行うというイベントが行われた。実はこの「冬のひまわり」、生育に困難が伴い、過去2年は「成功」とはいえないレベルの出来栄えだった。ところが、気候が安定した今年は、生育に大成功。この日のひまわりは、初冬のまばゆいばかりの太陽光を浴び、魅力的な色彩を放っていた。

 この観光協会の取り組みを初年度から注視していたのがNHKだった。当日もテレビカメラが入り取材をしていたが、その日の夜、首都圏ニュースなどで放映が実現。色鮮やかな「冬のひまわり」が、ついに関東一円のお茶の間に、テレビ画面いっぱいに届けられた。

 さらに、同日の読売新聞の朝刊でも取り上げられ、テレビ神奈川の昼の番組「猫のひたいほどワイド」でも放映されるなど、11月21日にマスコミの報道が集中したのだ。

週末に控える3連休

 紹介後は、電話での問い合わせが激増した。開放していないのに来場者も増えた。

 本来は10日後に控える「摘みとり会」のためのひまわりだ。そこまで開放するつもりはなかった。しかし翌日、もう開放せざるを得なかった。しかも2日後の週末は3連休。午後2時までとしていた開放時間を、日が暮れるまで延長し、突然の大フィーバーの対応に追われた。それでも、ここまでは「序章」に過ぎなかった。

ついに生中継が

 本番の一週間前の3連休を何とか乗り切った観光協会に吉報が入った。テレビ朝日の中継が入るというのだ。11月28日の水曜日、朝の番組「グッド!モーニング」内の「依田さんのお天気コーナー」で、気象予報士の依田司さんが現地から生中継を行ったのだ。中継があったのは午前5時37分、6時17分、6時53分、7時36分の4回で、これで完全に火が付いた。

 生中継当日はたいへんな騒ぎに。午前9時には行列となり、観光協会職員が先頭の人に話しかけると「群馬から来た」と答えたという。混乱を避けるため早めに開門し、スタッフは現地で力の限り対応した。島村繁会長が電話番を買って出た。

 この日、大きな副産物があった。というのは、朝の気温が今シーズン最低の5度を記録したのだ。美しく、たくましく咲く「冬のひまわり」に大きな拍が付いた。

いよいよ本番へ

 これまでスタッフ、ボランティアらで現地対応に当たったが、「摘みとり会」に向けて役場や商工会、近隣大学の学生などに応援を要請した。

 当日は100mの行列もできるほどの混雑ぶり。摘み取りの予定本数が終わっても続々と人が集まり「せっかく来てもらったのに申し訳ない」と久米順之事務局長。さらに「みなさんのご協力で何とか対応できた。いろいろと至らない所があり、お詫びいたします」と話すが、少人数と少ない予算規模でここまでやりとげたのは「立派」の一言。久米さんの顔は連日の現地対応で真っ赤に染まっていた。

本紙前号で掲載した11月21日の「冬のひまわり」
本紙前号で掲載した11月21日の「冬のひまわり」

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