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前立腺がんなど対応強化 茅ヶ崎徳洲会病院医療レポート【9】 ダビンチ手術を本格導入 泌尿器科 立川隆光院長
地域の拠点病院として、365日24時間動き続ける茅ヶ崎徳洲会病院。新年に際し「地域の方に頼られる開かれた病院を目指したい」と立川院長は襟を正す。
同院では昨年「ダビンチ」によるロボット支援手術を本格導入した。ダビンチは腹腔手術(内視鏡手術)の器具で、従来では届きにくかった部位の治療や、傷口が小さく体への負担が低減されるなどの特徴を持つ。取り付けられた3本のアームと内視鏡を認定医が操作して手術を行う。
同院には、指導医でもある院長を含め、現在3人の認定医が在籍。昨春から保険治療の範囲が胃がんや婦人科など大幅に広がったことを受け、今後の強化を進めている。
前立腺がん検査1時間で結果説明
同院で現在行っているダビンチ手術は、前立腺がん。機械ならではの精密な縫合で、術後の尿漏れや勃起不全を軽減し、8日前後での退院も可能とすることになった。
前立腺がんは、日本人男性のがん罹患率で最も高く、更に患者数は増加傾向。誰でもなる可能性がある疾患だ。
初期症状に気付きにくいが、実は血液検査(PSA)は採血から1時間以内で結果が分かり、同院では診断に必要な関連検査も原則日帰りで行っている。「癌と診断されるのが怖いという方も多いですが、何より怖いのは、知らずの内に症状が進んでしまうこと。まずは検査だけでも」【取材協力・茅ヶ崎徳洲会病院】
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ちがさき さむかわ こどもタウンニュース3月4日 |
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