真剣に作業に取り組む参加者ら
藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町で構成される湘南広域都市行政協議会とえんにち！実行委員会共催の「湘南ものづくりワークショップ×町工場たいけんえんにち」が藤沢市のオイレス工業（株）で３月９日、初開催された。
これまで２市１町で湘南ものづくりワークショップを実施してきたが、今回は小学生を対象に、えんにち実行委員会との共催での開催となった。同企画は、事業者間の交流が少ない傾向にあるものづくり（製造業）企業に対し、交流促進や情報発信などを目的に開催された。
当日は開始前から１００人以上が来場、工作好きな小学生や親子連れ、スタンプラリーへの参加希望者など１５００人以上が詰めかけた。
会場内ではカラフル綿菓子作りなどのほか、木工クラフト、立体塗り絵など10のものづくり体験ブースが登場。プラスティックの粒を溶かして、藤沢市のゆるキャラふじキュンの製作をしたり、手掘りのビーチサンダル、ヒノキを用いた椅子作りなどにもチャレンジした。会場となったオイレス工業内の見学ツアーや展示、免震設備の見学なども行われた。
「楽しかった。これ作ったんだよ」と自慢げに作成した椅子を見せる子や、竹のマイ箸づくりでカンナを上手に扱う児童らの姿が見られ、さまざまなものづくり体験を楽しんでいた。
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