東京五輪の聖火リレーの行程が発表され、寒川近くの茅ヶ崎や海老名を通ることが発表された。ギリシャで採火した聖火は、来年3月に福島をスタート、全国を巡りながら、6月29・30日に両市町を駆ける。
1964年、寒川町民も走った
29日は箱根を出発し、伊勢原や小田原、大磯、平塚や茅ヶ崎を経て藤沢に到着する行程で、翌30日は三浦を出発し横須賀や鎌倉を走った後に海老名に運んで走り、厚木や相模原に向かう。一部はランタンに入れて車で運ぶ区間もある。聖火ランナーの公募は五輪の関係企業のウェブサイトで受付。「日本コカ・コーラ」は6月17日から、「トヨタ自動車」「日本生命」「NTT」は24日から応募が始まり、2008年4月1日以前生まれで県内にゆかりがあれば応募可能。選考では年齢や性別のバランスを考慮しつつ、「地域で活動する人」や「地域コミュニティ再生に貢献した人」「伝統文化を縁の下で支える人」といった例も示しており、単なる抽選ではないことが分かる。
1964年の五輪開催時は、箱根を出発した聖火が湘南エリアを通過。寒川中学校の生徒2人や高校生など寒川町民数人が他市のランナーとチームを組み、茅ケ崎高校前〜上正寺の約1・8Kmを走った。沿道は日の丸の小旗と声援に包まれたという。当時の町広報では倉見相模川鉄橋を通る「夢の超特急」新幹線完成が報じられ、寒川中学校に竣工したての旧体育館は「オリンピックの年にふさわしい体育の殿堂」と紹介されている。
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