寒川町一之宮の高橋隆成さん(県立深沢高校3年)が、6月に開催されたライフル射撃の県予選で5位となり、7月28日から広島で開かれる全国大会への出場を決めた。
弾の代わりにビームを出すライフルで引き金を引くと「バシュ」と音が響き渡る。普段の練習場所は校舎内の部室だ。大会では45分間に撃つ計60発の精度を競う。県予選は654点の得点上限で、606点を獲得した。全国を控えた練習では照準を合わせて撃つ、一発ごとの動きを統一してきた。「1ミリ、2ミリの動きの差が大きく結果に現れる世界。安定した得点を狙うためです」。引き金に指をかけた時は呼吸を止める。
寒川中学校出身で、当時からライフル射撃に興味をもち、同校を進学先に選んだのも射撃部があったから。3年目にして全国への切符を手に入れた。「全てを出し切ります。高得点のため、ネガティブな事は一切考えない」と語った。
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