寒川のメロンが6月末から7月にかけて収穫を迎えた。宮山駅近くの青木弥一さん(78)の温室では5月に交配し、1玉が2kgほどに膨らんだ。ハウス内には白い網模様に包まれた実が列を作るように並び、青木さんが太い茎にハサミを入れた。7月中旬にかけ現地で直売する。
青木さんがスイートピーの裏作としてメロン栽培を始めたのは昭和50年代。ハウス内の土の入れかえなど、きつい作業も多い。かつて30軒ほどがメロンを育てたが、今は数軒となった。今年収穫を迎えた実は例年よりやや大きめ。「香りの良さや食感など、五感を刺激する美味しさが特長」と太鼓判の出来という。「世の中はコロナの影響を受けたが、メロンはあまり影響を受けない。先人が残してくれた感謝の作物ですよ」と語った。
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