寒川町が全消防団(10分団)に一艘ずつのボートを配備した。東京都江戸川区や静岡県浜松市などにも配備されており、ウレタン製でパンクせず、車いすのまま乗り込める。
町では本格的な台風シーズンを前に、ボートの取り扱い訓練を実施する予定。昨年秋の台風19号では住宅浸水被害はなかったものの、城山ダムの緊急放流などにより相模川が氾濫危険水位に迫り、約2500人が避難所に入った。自治会関係者によると移動困難な高齢者が避難をあきらめ、自宅にとどまったケースも目立ったという。
6年前の台風では寒川駅近くの岡田交差点で歩道と道路の境が分からなくなるほど冠水、岡田8丁目の住宅街では消防隊員がボートを引いて住人を救助したことがある。
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