茅ヶ崎出身の歌手・俳優、加山雄三さん(83)の音声を活用した「茅ヶ崎に愛を込めて」プロジェクトが、4月5日からスタートした。
「雄三通りのスーパーマーケットといえば、たまやさんですね。たまやさんのおいしいお肉と野菜を食べて、元気で楽しい毎日をおくりましょう」-。雄三通りにあるたまや幸町店では、1日に30分に1回、加山さんの音声が流れる。
今回のプロジェクトは、2020年に芸能活動60周年を迎えた加山さんが、新型コロナの影響で苦しむ地元に何かできないかと提案したことがきっかけ。茅ヶ崎市や商店会連合会、商工会議所青年部、(株)加山プロモーション、エイベックス子会社のコエステ(株)が協力し、人工知能や合成音声技術を駆使して加山さんの声を再現した。
加山さん「自分でもびっくり」
デジタル音声はたまや幸町店のほかに、市内のラスカ、イトーヨーカドー、文化会館や市立病院などで使用。アナウンスのフレーズは、施設ごとに異なる。加山さん自身は「自分でもびっくりするくらい、本当にしゃべっているような仕上がり。僕の『コエ』で茅ヶ崎のみなさんが元気になってもらえたら」とコメントした。
発車ベル変更へ署名活動続く
市内では昨年11月から相模線・茅ケ崎駅の発車ベルを加山さんの楽曲『海 その愛』にしてもらおうと、商工会議所青年部が中心となって署名活動が展開されている。3月末までに約5800人の署名が集まっており、1万人を目指している。
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