「かながわブランド振興協議会」が、かながわブランドとして新たに、茅ヶ崎生まれの野菜「トルコナス」を登録すると発表した。
トルコナスは、「茅ヶ崎の新しい名産品を作ろう」と、市内の若手農家とJAさがみが協働して6年前から生産・出荷をはじめた皮が真っ白なナス。栽培する農家が少なく、「直売所向けの品種」ともいわれるが、市内では組合を作り市場出荷を成功させている。種苗会社などによると、このナスの市場出荷は全国的にも珍しいという。
油との相性が抜群
皮の色が白く、重さは通常のナスの3倍ほど。皮は見ため以上に柔らかく、肉質もきめ細かいので油との相性が良く、素揚げやソテー、ステーキなどにして楽しめる。また、色が白いので他の料理に色移りしないのも特徴の一つだ。
茅ヶ崎市では3人の生産者が約1500本の苗を栽培し、市内や小田原、藤沢、川崎などの市場へ出荷される。収穫は9月中旬頃まで。
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