寒川町は6月から、婚姻届やパートナーシップ宣誓書を提出したカップルに、好きな写真を広報誌の表紙にあしらった「オンリーワン記念広報誌」をお祝いの記念品として贈呈する事業を開始した。町によると、全国初の試みになるという。
寒川町が2018年から展開しているブランドスローガン「『高座』のこころ。」で掲げる「優しさや温かさ」を体現化する取り組みの一環。公の刊行物の表紙を自身が飾るという「特別感」を付加価値として加え、町のホスピタリティを添えた、寒川町独自のサービスとして提供していきたい考えだ。
対象は、今年4月1日以降に婚姻届またはパートナーシップ宣誓書を提出した2人。
記念品は、特別仕様の専用ボックスに、「オンリーワン広報誌・フォトフレーム・メッセージカード」を添えて郵送される。届出した月の広報誌が使用され、複数部を贈呈。両親や友人などへの報告用にも使えるものだという。
婚姻届・パートナーシップ宣誓書の提出先という立場から、町は「1番最初に“おめでとう”を言える。事務的な作業ではなく、この素敵な瞬間を思いきりお祝いしたい」と話した。
ここ数年、町内の年間婚姻届数は180件前後を推移。今年度は200組分111万3千円の予算を計上している。
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