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入院不要・外来受診で注目 無料公開講座 がん温熱療法「ハイパーサーミア」とは?
日本人の2人に1人が「がん」と診断される中、近年、注目されている治療法がある。がん細胞が熱に弱いという特性を生かした「がん温熱療法ハイパーサーミア」だ。地域でいち早く導入した村田会湘南大庭病院が9月30日(金)、同院で無料の市民公開講座を開催する。
がんは、正常細胞の遺伝子が傷ついてできた異常細胞が、無秩序に増え続けて発生する。一方、42・5℃以上の熱を加えると死滅しやすいという特性がある。
ハイパーサーミアはこの点に着目した治療法。放射線治療や抗がん剤治療などと併用した際の相乗効果で治癒率向上や症状緩和が期待される。他の治療法と比べると副作用も少ないという。
講座では、温熱療法のメカニズムや治療方法、保険適応などについて解説。装置の見学や、講座終了後、医師と治療に関する相談も可能だ。
同院ではコロナ禍でも安心して来院できるよう感染対策を徹底。基本的な対策はもちろん、高性能空気清浄機や防護シールドを設置するなど、飛沫を防止している。
時間は午後12時30分から。先着20人、要予約。同院では通院用の無料巡回バスも運行している。詳細は同院ホームページへ。
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ちがさき さむかわ こどもタウンニュース3月4日 |
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