江戸時代の名奉行・大岡越前守忠相公の偉業を偲ぶ「第63回大岡越前祭」が4月21日(土)、22日(日)に茅ヶ崎駅周辺などを会場に開催される。
22日には約2000人が参加するビッグパレードが繰り広げられ、江戸の大名行列を模した越前行列では全参加者が着物に身を包み、通りを練り歩く。奴隊の華麗な舞や馬に乗る越前公は必見で、江戸時代を彷彿させてくれる。
祭りの口火を切るのは21日午前10時から茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキで開催される駅前コンサート。茅ケ崎西浜高校、アレセイア湘南中学校高等学校、鶴嶺高校、文教大学湘南校舎などの吹奏楽部が演奏を行う。
また、茅ヶ崎市堤の大岡家菩提寺である浄見寺では午前10時から「地元まつり」が催される。北陽中学校吹奏楽部の演奏を皮切りに多彩なステージイベントを展開。正午から同寺庭園で野だて、午後3時からは本堂で法要が行われる。300食限定で大岡鍋の販売も。
同祭の呼び物となっているビッグパレードは22日午後1時から。茅ヶ崎小学校で出発式を執り行い、茅ヶ崎商工会議所の亀井信幸会頭扮する大岡忠相公の越前行列、神輿やマーチング、祭囃子などが茅ヶ崎駅周辺でパレードする。
越前公と大岡祭
大岡越前公は8代将軍徳川吉宗の時代に、当時としては異例の41歳という若さで江戸南町奉行に抜擢された。浄見寺は、忠相公の先祖である大岡忠政が屋敷を構え、建立したもの。
祭りの起源は大正元(1912)年に忠相公の生前の功労に対して従四位が贈られたことが機と言われている。毎年4月に開催されている。
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