茅ヶ崎市美術館(東海岸北)で来年2月3日(日)まで、「版の美III 現代版画の可能性」展が開催されている。
開館20周年を迎え、1年を通じ版画に関する企画展を開催している同館。今回は戦後から現代までに制作された木版画を中心に、館所蔵の約200点を展示する。
12月16日にアーティストトーク
特別展示は、若手アーティストとして注目を集める小野耕石さん(39)。同館での展示は初で、12月16日(日)には小野さん自ら作品の解説などを行う「アーティストトーク」が開催される。午後2時から。申し込み不要、参加無料(要観覧券)。
小野さんは岡山県出身で、東京造形大学を経て東京藝術大学版画科を修了。シルクスクリーンの手法で数十、数百と刷り重ねたインクの柱をもとに、平面のみならず、立体やインスタレーションなど版画の概念を覆す作品を手掛ける。今年は『モネ それからの100年』の展示作品も話題を呼んだ。
今回、5mを超える大作『波絵 Namie』のほか、『Hundred Layers of Colors』シリーズや立体作品も展示する。小野さんは「ぜひ版画に対するイメージをふくらませて来てほしい」と笑顔で呼びかけた。
開館は午前10時から午後5時(入館は4時30分)まで。観覧料は一般200円、大学生100円、高校生以下は無料。
寒川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
桜色に染まる週末4月12日 |
|
<PR>