平塚版 掲載号:2011年1月6日号
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大磯町 国内初の子どもホスピス 聖路加国際病院の細谷副院長ら運営に

敷地内の樹を活かして造られたツリーハウス。子どもたちの基地になる予定
敷地内の樹を活かして造られたツリーハウス。子どもたちの基地になる予定

 重い障害をもって生まれた子どもや難病と闘う子どもたちとその家族が緑や海に接しながら心身を癒し、生きる活力を養う場に−。国内で最初の子どもホスピスが大磯町に誕生する。NPO法人が中心となり、2012年のオープンを目指して準備が進んでいる。

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 子どものホスピスは東小磯の緑が茂る小高い山中に開設される。その名も「海のみえる森」。都内に拠点を置くNPO法人生きるちからVIVACE(ビバーチェ)が整備に取り組む。代表を務める甲斐裕美さんは「医療の発達とともに、重い障害や疾患を持って生まれる子どもは増えている。難病の子どもを一時的に預けたり、常に緊張や負担を抱えている家族が休息したりできる体制を整えていく必要があり、そのための施設が子どもホスピス」と話す。

 同法人は聖路加国際病院副院長の細谷亮太医師ら全国の小児科医有志らで組織する小児在宅医療・緩和ケア研究会と連携。金属加工機械メーカー(株)アマダの創業者が所有していた約2万1千平方メートルの土地と古民家などの建物3棟を譲り受け、整備を進めている。施設は運営主体となる財団法人海のみえる森(細谷亮太代表理事)へ提供。小児ホスピスが40箇所以上あるという英国の施設「ヘレン・ダグラス・ハウス」を手本に、一時預かりや症状緩和ケア、それに携わる専門家の研修などを行っていく。

 このような小児ホスピスは北海道滝川市と奈良市でも開設が予定されている。

ボランティアも
募集

 子どもホスピスについて地元住民にも理解してもらおうと、VIVACEでは説明見学会やボランティア育成セミナーを開催している。また、1月22日(土)に二宮町生涯学習センターで、小児ガンの子どもたちが生きる姿を10年間記録したドキュメンタリー映画のチャリティ上映会を開く。

 施設の改修やバリアフリー化には約3千万円、運営に年間2億円程度が必要で、ボランティアと寄付を募っている。VIVACEホームページwww.ikiruchikara.org

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