大蔵市長 不出馬を表明 4月市長選、新人「三つ巴」の様相
大蔵律子市長は8日、4月に行われる市長選に出馬しないことを正式に表明した。新年度の当初予算案が発表された記者会見にあわせ、明らかにした。
大蔵市長は「辞めることを心では決めていたが、当初予算を作るまでは公表しないと固い気持ちで今日に至った」と、これまでの心境を明かした。「公約は退任までにほぼ100%果すことができると見込んでいる。すがすがしい気持ちで辞任表明できた」と、穏やかな表情で語った。
自身の2期8年については、協働の推進や自治基本条例の制定、新庁舎や環境事業センターの建設に道筋をつけられたことなどを実績に挙げ、「思っていたことをほぼやり切れた」と満足感を示していた。
後継指名については、「候補者への直接的なサポートは、今は考えていない。政治的信条が違っているのに応援しますというのは、有権者に対して欺瞞にもつながる」と否定した。
現職不出馬により4月の市長選は、市議の落合克宏氏、元代議士秘書の柏木徹氏、会社社長の水嶋一耀氏の新人3氏の争いとなる見通し。※2月8日現在
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