不審者から身を守れ 豊田小で不審者対策
学校に侵入してくる不審者から身を守ることを目的に4日、市立豊田小学校(鈴木孝善校長)で講習会が行なわれた。講師は市立松が丘小学校教諭の對木佳史さんが務めた。對木さんはマレー半島が起源の伝統的な武術「シラット」を学び、普段は大人を対象に講演を行なっている。小学生を対象に行なったのは今回で2回目。
当日は不審者についてのビデオの上映や、学校の先生達が参加した寸劇も行われた。実際に不審者が侵入した場合は「固いものを投げつける」、「助けを呼ぶ」など逃げることに重点をおく対処法が紹介された。
對木さんは「不審者は捕まえようと思ってはいけない。警察が到着するまでの10分間、自分の身を守ることを考えて」と訴えた。
参加した原田大哉さん(小6)は「実際に話を聞いて不審者の怖さを実感した。また、不審者が入ってきたときの対策方法も聞けたのでとてもためになった」と話した。
鈴木孝善校長は「この授業は命を守る大事な訓練。對木さんの話は子どもたちの心にもしっかり印象に残ったのでは」と話していた。
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