市民の声を市長選に JCが「市民討議」で意見集約
4月24日(日)投開票の市長選に向け、街づくりへの市民の意見を集めようと、(社)平塚青年会議所(JC)が13日、八幡山公園の洋館で『ひらつか市民討議』を行った。同会議所は4月13日(水)、市長選の出馬予定者を招いた『公開討論会』を予定しており、今回集めた市民の意見を当日の論点に反映させたいとしている。
討議には、大学生から86歳までの一般市民と同会議所のメンバー約50人が参加。「これからの平塚に望むこと」をテーマにグループで意見をまとめ、市民目線の施策を発表した。
発表者からは「市民・行政・議会の3者で市民会議を開いては」という世論を政治に反映させる仕組みや、「地域ブランドを創出し、地元企業が全国に誇る名物を生み出す施策を」といった産業活性化への意見も出た。また、東北地方太平洋沖地震を踏まえた防災対策の必要性や、少子高齢化に向けて郷土愛や自治力を育むビジョン作りなどについての意見も出された。
公開討論会のコーディネーター、松岡紀雄神奈川大学経営学部教授は今回の総括で、「一時的な経済不況と勘違いしている首長もいるが、今は何百年に一度の大変革が起きている」とし、「公開討論会は中味の濃い、将来に繋がるものにしたい」と話していた。
市長選を巡っては14日現在、市議の落合克宏氏、元代議士秘書の柏木徹氏、会社社長の水嶋一耀氏の3氏が出馬を予定している。
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