25世帯の住宅を用意 大蔵市長 石巻市を訪問
平塚市は8日、「災害時相互応援に関する協定」を結んでいる宮城県石巻市に対し、計25世帯分の住宅を無償で提供することを発表した。14日には大蔵律子市長が見舞金2600万円を持参し石巻市を訪れ、住宅を用意した旨を亀山紘石巻市長に伝えた。県・市町村合同隊による職員の派遣も行う。
石巻市への支援策として用意されたのは、7戸の市営住宅と総合公園宿泊研修所18室の合計25世帯分。家賃や使用料、光熱水費は市が負担し、食費などの生活費は自己負担という。現在、石巻市で入居者の選考が行われている。受入れ期間は入居者決定後から平成24年3月31日までを予定しており、すでに県が行っている被災者の受入れに対応し、別途2戸を提供している。
また、大蔵市長は14日、市民約26万人から1人当たり100円相当の負担と算定した見舞金2600万円を亀山石巻市長に渡した。予算措置は平成22年度予備費から支出となっている。
現地から15日に戻ってきた大蔵市長は「市民一人ひとりの助け合いの気持ちが大きな力になることを形で見せられれば。支援の呼びかけをした時はまたご協力をお願いしたい」と話している。
職員の派遣については県からの職員派遣依頼に基づき、県・市町村合同隊の職員が、4月18日から5月9日まで1週間ごとに2人ずつ、3交代で6人が派遣されている。業務内容は、主に石巻市における物資の仕分けやごみ処理などの支援活動となっている。
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