平塚版 掲載号:2011年9月29日号
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土屋小児童が1日神大生 地域と大学の交流 発展に期待

社会

大平助教授(左)が大学の実験器材での観察を指導
大平助教授(左)が大学の実験器材での観察を指導

 神奈川大学が、キャンパスを構える土屋の地域との交流を深めている。

 26日、隣接する土屋小学校の5、6年生が「一日大学生」としてキャンパスに招かれた。児童は、見たこともない器材のある研究室で実験を行ったり、体育館でニュースポーツの指導を受けたりと、アカデミックな体験に目を輝かせた。

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 土屋小の児童を迎える「一日大学生」は、神大が1994年から毎年1回行っている地域貢献活動のひとつ。これまでは、神大が土屋小との話し合いで開いてきたが、今年は土屋公民館との共同事業に位置づけられた。公民館が神大と地元双方の意見の橋渡し役となることで、大学と地域住民の交流をより円滑にするためだ。

 土屋公民館の吉川雅己館長は「土屋は大学のある土地として地域づくりを考えていかなければならないし、交流は発展させていきたい」と意気込む。同公民館は今回の交流事業にあわせ、土沢中学校の生徒も参加させて欲しいという地元の要望を大学側に伝えた。11月には、中学校版の「一日大学生」が初めて実現する方向だ。

 土屋小の大学訪問を視察した平塚市の金子誠教育長は、「特色ある学校づくりというのはなかなか難しい課題だが、神奈川大学との連携は土屋ならではの魅力になる」と、期待を寄せる。神大職員の岩原正樹さんも、「大学として地域貢献を果たすためにも、地元との関係を密にすることは大切」と話していた。

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 26日、神大キャンパス内の実験室。土屋小の児童37人を迎え、理学部の大平剛助教授が生物観察の実験を指導した。児童は生きたクルマエビを実際に手に取りながら、雄と雌の見分け方や足の本数などを学んだ。

 大平助教授は「小学生は素直に反応を示してくれるので、教えていて新鮮」と目を細める。土屋小の桑原裕彦教諭は「エビを触ったり嗅いだり、子供は遊ぶことなく熱心に取り組んでいた」と、好奇心を刺激する大学の講義に感心した様子だった。

 子供たちは体育館に場所を移して、フライングディスクやホッケー、ソフトバレーといったニュースポーツも体験。ホッケーをした児童は「初めてだけど楽しかった」と、笑顔で話していた。
 

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