市営「湘南ひらつかパークゴルフ場」(上吉沢)について、市は、65歳以上の利用料を現行の400円から200円に下げる議案を市議会12月定例会に提出する見込みだ。16日、定例行政報告会で明らかになった。
パークゴルフ場は昨年10月、約1億7800万円を投じて開設。1年目の来場者数を延べ8万人と見込んだが、実際は3万2131人と目標の半数を下回った。
その打開策として出されたのが今回の議案だ。中井町や開成町などの近隣パークゴルフ場の相場が1回200円程度であることから、市担当課は「近隣施設では1日2〜3回ラウンドする人がほとんどだが、平塚では再プレー率が3割程度。回数を重ねると、400円だと負担感が大きい」と、集客の伸び悩みの原因として利用料の高さを強調する。
ただ、特定愛好者の利用頻度を増やすだけで、新規利用者を呼び込む抜本策とは言えず、競技の認知を広げるPRが不足しているとの見方や、今年度三千五百万円を見込む管理運営費に対する受益者負担の観点などから、値下げ頼みの運営手法は議論を呼びそうだ。
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