中学生お弁当コンテストの入賞作品を掲載したレシピ集が、市内15中学校の1年生、2199人に配られている。
2010年と11年度に市教育委員会の主催で開かれたコンテストでは、中学生が3人1組のチームでレシピを応募。審査を通過したチームが、決勝ラウンドの調理場で腕を振るい、弁当の仕上がりを競った。
レシピ集に掲載されたのは、各年度に入賞した計10作品。11年度に最優秀賞を受賞した江陽中学校の生徒3人も、レシピ集を手に顔をほころばせる。
中学3年の井内瑞穂さんと島津琴実さん、堀内遥さんは学校の仲良し。井内さんの母親の勧めでコンテストに挑戦したという。
弁当のレシピは、母親や祖母の味付けを参考にしながら考案した。れんこんのキンピラにはゴマ油で風味を加え、ひじき煮にはベーコンを入れて子どもにも親しみやすくするなど、様々にアイデアを詰め込んだ。
井内さんは「友達にお弁当を作ってとせがまれる」と笑い、島津さんは「このレシピを他の人にも作ってもらえたら嬉しい」と話す。堀内さんは「お母さんは一人で作るから大変だと思った」と母親に感謝していた。
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