落合克宏市長は７月26日の記者会見で、平塚球場、ひらつかアリーナ、湘南ひらつかビーチパークの３施設について、ネーミングライツ（命名権）の募集を始めると発表した。
ネーミングライツは、市の自主財源確保のための取り組み。市は昨年、命名権スポンサーを平塚競技場で初めて募集し、（株）モトーレン東洋と契約。「Ｓｈｏｎａｎ ＢＭＷスタジアム平塚」とした。２０１２年３月から３年契約で、年間２０００万円の財源を生み出している。今回対象になった３施設も、集客力やメディア等への名前の露出度などから効果が期待できるとして募集を決めた。
また、応募を集める取り組みとして「ネーミングライツ検討法人登録制度」も創設。命名権に興味を持つ法人に登録してもらい、イベント情報や大会開催風景画像などをメールで随時配信することで、施設の魅力をＰＲし、関心を高めてもらおうというものだ。情報提供以外にも、質問や施設見学などの受付も随時行っていくという。
命名権の募集は市内外の法人を対象に８月17日から９月28日まで行い、約70の法人にＤＭで打診していく予定だ。登録制度についてはＤＭのほか、市ホームページや募集要項に詳細を記載し、登録法人を募っていくという。
募集金額は平塚球場６００万円以上、ひらつかアリーナ３００万円以上、湘南ひらつかビーチパーク５００万円以上。球場は「ひらつか又は平塚」と「球場又はスタジアム」を、アリーナは「ひらつか又は平塚」と「アリーナ」を、ビーチパークは「ひらつかビーチパーク」を含めて名づけるのが条件となる。
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