地震・津波被害をマップに 8月中に市内全戸配布
市は先月26日、「平塚市地震防災マップ・津波ハザードマップ」(A1判・両面カラー)を作成した。県が行った地震被害調査と津波浸水予測を参考に、市内の被害想定をまとめた。13万部を作成し、8月10日ごろまでに全戸配布する。
津波ハザードマップは、市内に大きな浸水被害が及ぶ「慶長型地震」と、最大の津波高をもたらす「元禄型関東地震と神縄・国府津‐松田断層帯地震の連動地震」の浸水予測を加味した。より大規模な被害を想定しており、JR東海道線以南や、湘南銀河大橋付近までの相模川右岸地域などを注意区域に指定した。
マップには避難所と津波避難ビルの所在地を示したほか、相模川と金目川河口については、避難時の目印として堤防の高さを表示した。津波の到達時間と波高のグラフも掲載し、注意を呼び掛けている。
地震防災マップは、震度7の揺れが予測される「南関東地震」の発生を想定して作成した。50m四方の単位で震度と建物の損壊予測を立て、液状化の発生地点を示した。地震から身を守るための安全対策や持出品のチェック表も設けた。
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