市内建築・設備会社、(株)三興(吉川正行社長/平塚2丁目)で掘った防災用井戸が、近隣住民に涼を提供している。
井戸は今年5月、災害時の生活用水として近隣住民に使ってもらおうと、同社で設置したもの。吉川社長は「東北の被災地では飲料水は支給されていたようだが、洗い物などの雑用水が厳しい状況だったと聞いた」と話す。水源は、地中約10m。水質検査の結果、飲料水としても利用できるという。
井戸水は夏の暑さ対策にも活用され、子どもに水遊びをしてもらったり、社屋の外壁に約40個のノズルを取り付け、ミストシャワーを散布したりと、近隣に残暑の涼を感じさせている。
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