勝ち点差４ 首位追走 ライバル京都を下す
決勝弾を挙げた大槻
Ｊ２リーグ第32節京都サンガＦＣ対湘南ベルマーレは２日、西京極スタジアムで行われ、２対１で競り勝った湘南が勝ち点３を積み上げた。残り10試合となった昇格レースもいよいよ佳境。現在２位につける湘南が首位・甲府を勝ち点差４で追走している。
リーグ戦終盤に入り、勝ち点差わずか２で迎えた上位対決は、互いの持ち味がぶつかり合う一戦となった。序盤から激しく攻め立てる京都に対し、素早いカウンターで応戦する湘南。守勢を強いられるもＧＫ阿部が好セーブを連発。すると迎えた33分、裏に抜け出た高山が放ったシュートは相手ＧＫに弾かれるも、こぼれ球に反応したキリノがゴール左隅に流し込みリードのまま折り返す。
後半早々47分、同点ゴールを決められ、京都に傾きかけた嫌な流れを止めたのは、この日４試合ぶりに先発で出場した大槻だった。56分、永木からの右コーナーキックをヘッドで合わせて、待望の追加点。これが決勝点となり３連勝を呼び込んだ。
次節９月14日（金）、Ｓｈｏｎａｎ ＢＭＷスタジアム平塚でホーム戦（対ザスパ草津）から５試合を挟んで、10月14日にアウェーでヴァンフォーレ甲府と、同21日には、現在３位のジェフユナイテッド千葉とホームでの対戦が控えており、目の離せない一戦必勝の戦いが続く。
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