湘南ベルマーレ 3季ぶりJ1復帰なるか 熾烈極まる昇格レース
3月に開幕し、全42試合を戦う長丁場のJ2リーグもいよいよ大詰め。湘南ベルマーレは現時点で、J1自動昇格圏内の2位につけている。3シーズンぶりのJ1復帰となるか、残る4試合の戦いに注目が集まる。
前節の甲府戦。19試合負けなしの相手に対し、湘南は序盤から臆することなくアグレッシブな攻撃を展開し、甲府サポーターを沈黙させる先制弾を決める。1度は追いつかれながらもすぐに突き放し、再び追いつかれるこれぞ首位決戦というゲームとなったが、チャンスを作りながらもゴールネットを揺らすことなく2対2の引き分け。これにより甲府が1つ目の昇格切符を手中にした。
今季のJ2は2位までが自動昇格、3位から6位はシーズン後に行われるプレーオフにまわる。湘南はこれまで勝ち点65をあげて2位につけているとはいえ、7位の東京Vとの勝ち点差はわずか5の大混戦。勝ち点1差の4位京都は台風による延期で消化試合が1試合少なく、自動昇格を目指すには全試合での勝利が求められる。
残り4試合の初戦は千葉。上位同士の対決となり、最終盤の1つの山場となりそうだ。その後の3試合は下位に沈む富山、鳥取、町田。今季からJFLへの降格の可能性があるため、下位とはいえ難しい戦いとなることは必至だ。
ここ5試合は2分3敗と、勝ち星から遠ざかっている湘南。終盤に入りライバルチームも苦戦を強いられ、2位の座を保ち続けている。残り4試合で混戦極める昇格レースを抜け出すには、サポーターの大声援で選手を後押しする必要がありそうだ。
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