市内南金目の(株)フリーデン(大谷康志代表取締役社長)が、農業関連団体に贈られる表彰で国内最高峰となる、農林水産祭「天皇杯」を受賞した。企業養豚の受賞は初となる。
天皇杯は、昨年8月から今年7月の1年間で、農林水産祭参加表彰行事で「農林水産大臣賞」を受賞した476の個人や団体、企業から選出される。同社は全国農業コンクールで受賞し、選考対象になっていた。
評価されたのは、豚肉生産における徹底した衛生・品質管理、先端技術応用による6次産業化など国内養豚経営の方向性を示す優良モデルである点や、消費者ニーズに合った生産・加工・流通・販売までの一貫システムの発展が期待できる点など。
また、同社が岩手県の旧大東町(現一関市)と連携して行っている地域循環型農業も評価の対象となった。同町の休耕地で育てた飼料米をフリーデンが買い取り、新ブランド豚肉「やまと豚米(まい)ラブ」を生産するという取り組みだ。
「創業から53年、社員一人ひとりが積み重ねてきたものが評価され嬉しい。これを励みに今後も努力していきたい」と、大谷社長は話している。授賞式は11月23日、明治神宮で開催される新嘗祭(にいなめさい)で行われる。
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