市内7つの市民活動団体からなる平塚ユニバーサルデザインプロジェクトが、市内59カ所の多機能トイレを一冊にまとめた冊子「ひらつかのみんなのトイレ情報」を作成した。
これは様々な分野の市民活動団体が連携し、より魅力あるまちづくりに繋げようという取り組みの一環。昨年7月に始動し、市内の公共施設や公民館、人が多く集まる民間施設などに協力を仰ぎ取材が行われた。
冊子には設備写真の他、設置されている施設名称、利用可能時間、男女別、扉、介助スペース、手洗い場、非常呼び出し、トイレ周辺の段差の有無など、調査で気づいた点など細かい情報を収録。多機能トイレのサイン(障がい者用設備・オストメイト設備・乳幼児用設備など)も分かるようになっている。
冊子を使用している障がい者や乳幼児のいる父母からは、「トイレの場所や状況、設備が分かるのでとても助かる」と好評を得ているようだ。「作りながら見えてきた課題がたくさんある。回収しているアンケート内容を含め、今後に生かしていきたい」とメンバーの一人、坂田美保子さんは話している。
冊子は湘南NPOサポートセンター(宝町3の1MNビル1階暮らし情報サロン内/日・月開設)で配布されている他、市内各所に順次設置されていく。詳しくは事務局【電話】0463・24・5500。
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