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自分を知ることが早期発見の第一歩― 医療レポート 『生活の質』向上をめざす 取材協力/伊勢原協同病院
日進月歩で進化する医療技術―。ロボット支援手術やIMRT(強度変調放射線治療)など、泌尿器科の治療分野でも次々と新技術が生まれている。しかし、大切なのは技術だけではなく、本当の意味でのQOL(クオリティオブライフ=生活の質)ではないだろうか。伊勢原協同病院(高畑武司病院長)の田野口仁泌尿器科部長に話を伺った。
「泌尿器科は高齢者の健康寿命を延ばすお手伝いをする科です。『かかりにくい』というイメージを持たずに、お気軽に受診してください」と田野口部長。
何事も早期発見が大切といい「技術の進歩により、前立腺がんも治るがんになってきました。早期発見のためにも50代になったら一度、PSAマーカー検査を受けてほしい」と話す。このPSAマーカー検査は、人間ドックなどでもオプションで受けられる血液検査のひとつ。「自分の基準値を知ることが治療には大きなメリット。ただの根治ではなく、早期発見で術後のQOLが良好になります」と田野口部長は話す。
また排尿障害と共に泌尿器科の代表的疾患の一つとなったED(勃起不全)。様々な要因が考えられるが、そのリスクファクターは心血管障害のものと同じ。動脈硬化が原因のEDでは、数年後に心筋梗塞や脳梗塞がみられる場合があるという。「泌尿器科は単なる性病・おしっこの科ではありません。QOLを改善できる疾患も多いので、まずはご連絡ください」と田野口部長は話す。
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