秋の収穫めざして 豊田小の児童が田植え
市立豊田小学校の児童が、今年で15年目となる田植え作業を行った。同校では食料生産の苦労や大切さを学ぶため、学校からほど近い南豊田に借りている約700平方メートルの水田で地域住民の指導のもと、全校児童が取り組んでいる。
苗は「喜寿」という品種のもち米。高学年の児童は慣れた手つきで作業を進めていたが、初めて田んぼに入った1年生は「足がはまって転びそう」「苗の本数が多いかな」と、慎重な様子。植え終わった児童は、泥だらけの姿を見せ合って笑顔をのぞかせていた。
5年生は田植えだけではなく、用水路の掃除や肥料まきなど1年を通して田んぼ全体を管理し、10月には全校児童で稲刈りを行う。収穫した米は餅つきをして食べるほか、登下校の安全を守ってくれる交通安全協会の職員などに感謝の気持ちを込めて配るという。
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