点訳奉仕団が50周年
平塚点訳赤十字奉仕団(池田泰俊委員長)の創立50周年を記念する式典が6月11日、市教育会館で行われた。
同奉仕団は、県立平塚盲学校から依頼された点訳奉仕活動を実施する「平塚点訳奉仕会」として昭和38年3月に発足。46年には会の充実を図るために日本赤十字へ加盟し、現在の団体名に改めたという。これまでに点字講習会の開催や点字ブロック敷設、音の出る信号機設置運動なども展開し、視覚障がい者の環境整備に尽力してきた。
式典当日は落合克宏市長ら多数の来賓が出席。オーダーメイド拡大教科書のDVD視聴や津軽三味線の演奏なども披露された。
50周年の節目を迎え、あいさつに立った池田委員長は「視覚障がい者を支援し続けるのではなく、協同することによって社会的な差を埋めることが重要。公的支援制度を権利として行使できる自立の社会構築を奉仕団活動の目的として、この50年間かかわってきた」と、話していた。
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